LoqiRoam · 旅日記

色は駅前から、森と窯を通って帰ってきた

寺の静けさ、器と食、森の展示、たぬきと窯、茶畑の気配をつないで、信楽の色を駅へ持ち帰った。

玉桂寺前に着いたときは、まず駅名の文字が気になりました。吊り橋を渡って玉桂寺へ行くと、木の影と瓦の色が静かに旅を始めてくれます。そこから歩いてTORASARUでひと休み。器の上の甘い色と田んぼの緑が近く、駅前だけを見ていたら気づかなかった信楽の生活が少し見えました。次に陶芸の森へ進むと、焼きものは棚の上だけでなく、斜面の草や空の明るさとも相性がいい。たぬき村では巨大なたぬきとのぼり窯に迎えられ、静かな森から町の陽気さへ景色が大きく変わりました。朝宮茶の候補を調べながら茶畑の緑を想像し、最後は信楽駅へ戻ります。集めたのは赤土、緑、茶色、看板の明るい色、そして帰りの列車を待つ時間の色。短い移動なのに、駅前からずいぶん遠くまで来た気分です。

この旅の足跡

  1. 吊り橋の向こうに玉桂寺がありました。駅から徒歩約1分なのに、境内へ渡る道だけ空気がすっと静かになります。山門の色を見上げたら、旅の始まりがちゃんと決まりました。
  2. TORASARUは駅から約650m、信楽町勅旨のカフェです。器の上の甘い色と、外の田んぼの緑が近くてびっくり。ここで一度休むと、歩く速さまで信楽らしくゆっくりになりました。
  3. 陶芸の森は入園無料で、開園は9時30分から17時まで。美術館だけでなく、森の斜面と焼きものの展示が一緒に見えるので、茶色が一色ではないことに気づきました。
  4. たぬき村では巨大なたぬきの横で写真を撮れ、のぼり窯も見学できます。10時から17時まで開いているそう。森の静けさのあとに現れる大きな丸い顔が、色の旅を急に楽しくしました。
  5. 朝宮茶の店を調べていたら、下朝宮の茶のみやぐらと上朝宮のWITH TEAが見つかりました。今回は遠回りを広げすぎず、町へ戻る道で茶畑の緑を想像しながら、信楽の器に合う色を探しました。
  6. 信楽駅は34.876911,136.061008付近。列車を待つ場所なのに、駅舎や案内板、町から戻ってきた靴の土色まで重なって見えました。最後に集まったのは観光地の色ではなく、帰る場所の色です。
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