LoqiRoam · 旅日記
白、朱、青、そして鉄板の茶色
富士宮で、滝の白、社の朱、水の青、商店街の色、鉄板の茶、湖と富士の白青をつないだ。
寄畑を出発して、まず富士宮の町へ向かいました。出発点のまわりだけで旅を決めず、人の流れが集まる中心で駅前らしい色を探したかったのです。白糸の滝では、白い水が岩肌を細く覆い、音まで明るく感じました。そこから富士山本宮浅間大社の朱い楼門へ移ると、同じ富士の土地なのに空気の色が変わります。湧玉池の青緑で一度足を止め、中央町の看板やのぼりで暮らしの色を拾い、富士宮やきそばの鉄板の茶色でお腹も旅に参加させました。最後は田貫湖へ。湖面の青と富士山の白を眺めていると、集めた色がばらばらではなく、一日の道順としてつながって見えました。
この旅の足跡
- 白糸の滝は、白い水が岩肌いっぱいに細い線を描く場所。音まで明るくて、探していた“白”が急に大きくなった感じがしました。
- 富士山本宮浅間大社の朱い楼門と広い境内は、遠くからでも色が先に届きます。木陰に入ると、町のにぎわいが一段下がりました。
- 湧玉池は境内のそばで、水面の青緑が木々を映していました。富士山の伏流水が町の中で見えるのが不思議で、しばらく動けませんでした。
- 中央町の通りでは、店先ののぼりや昔ながらの看板が歩くたびに変わります。名所の色ではなく、暮らしの色を拾えるのが楽しいです。
- 富士宮やきそばは、もっちりした麺と削り粉の香りが目印。鉄板の茶色を眺めていたら、色集めが急にお腹のすく旅になりました。
- 田貫湖の湖面は空の色を受け取り、晴れた日は富士山まで一枚に収まります。最後に白と青を重ねると、今日の色集めが丸く終わります。