LoqiRoam · 旅日記

焼き色から海の青まで

焼き色、レンガ、看板、船、芝生。坂の街から海辺まで、横須賀の色の変化を拾った。

県立大学駅を出ると、まず坂の向こうに木立と焼きたてのパンの色が見えた。山の上ベーカリーでひと息ついてから、自然・人文博物館へ向かい、横須賀は海だけでなく地形や生きものの記憶も重なった街だと知った。平和中央公園では砲台跡のレンガと東京湾の青を同じ視界に入れ、街の時間が急に厚くなった。そこから下ると、どぶ板通りのスカジャンやミリタリーショップの看板が一気に明るくなり、三笠公園では大きな船が緑の先に現れた。最後のうみかぜ公園では芝生、花壇、BMXの動き、行き交う船を眺めた。今日は名所を順番に消化したというより、横須賀の色が坂から海へ少しずつほどけていく道を歩けた気がする。

この旅の足跡

  1. 坂の上にある山の上ベーカリーは、木立の緑に囲まれた田戸台の店。週4日だけ昼から開くと知り、入口の焼き色まで宝物に見えた。
  2. 横須賀市自然・人文博物館で、自然と人文の展示を一緒に見られるのが面白い。海の街なのに、まず森や地形の話から色が増えていくのが意外だった。
  3. 平和中央公園は丘の上から市街地と東京湾を見渡せ、米ヶ濱砲台跡の一部も残る。レンガの赤と海の青が、同じ景色に並んでいた。
  4. どぶ板通りはミリタリーショップやスカジャン、外人バーが並び、日本とアメリカの空気が混ざる。赤い看板を追うだけで歩幅が弾んだ。
  5. 三笠公園には東郷平八郎像と記念艦三笠があり、猿島への玄関口でもある。公園の緑の先に大きな船が現れて、景色が急に立体的になった。
  6. うみかぜ公園は東京湾沿いの広い芝生、円形花壇、水の広場に加えてBMXやスケートボードの場所もある。船を見ながら風まで集めた。
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