LoqiRoam · 旅日記

竹影と卵、街の縮尺

志井公園から農業公園、卵料理、図書館カフェ、竹林、山田緑地へ。食と緑と歴史の層をたどった。

企救丘を出てすぐ、志井公園の芝生へ歩いた。駅の近くなのに、舗装の気配がふっとほどける。そこから花農丘公園へ移ると、梅やバラの景色の奥に、試験栽培や直売所があり、花を見る旅が街の食卓へ向きを変えた。横代では卵料理の店に立ち寄り、テラス席の気軽さに少し笑う。次は小倉南図書館のカフェで本の気配に囲まれ、旅の速度を落とした。後半は合馬竹林公園へ。約150種類の竹や笹があると知ってから見る竹は、同じ緑ではなくなった。最後の山田緑地では、都心近くの森が長い利用制限の記憶を抱えていることを知る。今日は、花から卵へ、卵から竹へ、竹から静けさへ。小さな発見が三つどころか、帰り道の縮尺まで変えてくれた。

この旅の足跡

  1. 志井公園は、企救丘から徒歩約3分なのに、芝生広場と夏のアドベンチャープールが並ぶ。駅前の続きが急に遊び場へ変わる感じが面白い。
  2. 花農丘公園では梅やバラだけでなく、農業の試験栽培や地域産品の直売まで一つの園内にある。花を見るつもりが、街の台所まで覗けそうだ。
  3. エッグカフェ小倉南店は横代北町にあり、テラス席はペット同伴可。卵料理の店なのに、食事の場が屋外の小さな休憩所にもなるのが嬉しい。
  4. 小倉南図書館のライブラリーカフェは1階入口ホールのそばにあり、11時30分から16時まで営業する。食後に本の気配がある休憩は、少し贅沢だ。
  5. 合馬竹林公園は約3ヘクタールに国内外の竹や笹を約150種類集め、散策路も整えている。竹林は一色に見えて、実は名前の数だけ違うらしい。
  6. 山田緑地は、かつて弾薬庫として利用されたため長く立ち入りが制限され、今も都心近くに豊かな自然が残る。静けさに理由があると知ると森が深く見える。
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