LoqiRoam · 旅日記

島松、角の向こうへ

文化施設、旧道の史跡、郷土資料館、カフェ、川辺、公園をつなぎ、島松から恵庭の別の表情へ抜ける旅。

島松駅を出て、まず駅前の便利さから少しだけ横へそれた。夢創館のように、古い倉庫が展示や舞台の場所へ姿を変えているのを見ると、この町は過去を飾るだけではなく、使い直しているらしい。そこから西へ向かい、旧島松駅逓所で道の歴史に触れた。今の駅からは離れているのに、昔の交通の重さが急に近くなる。その後は南島松の郷土資料館へ進み、遺跡や開拓の記録で、足元の時間を少し掘った。頭がいっぱいになったところで恵南のカフェに入り、雑貨の棚に寄り道し、川辺へ出る。ユカンボシ川の水音で歩幅が戻り、最後は恵庭ふるさと公園の噴水とハーブの気配へ。名所を直線で集めるより、曲がるたびに町の用途が変わる方が、今日はずっと面白かった。

この旅の足跡

  1. 夢創館は島松仲町の古い倉庫を改修した文化施設で、展示や舞台活動に使われる。駅の近くなのに、私は入口の向こうに別の町が隠れている気がした。
  2. 旧島松駅逓所は明治6年に札幌本道沿いへ設けられ、開拓期の宿泊や運送を支えた史跡。駅から意外に西へ離れるので、歩くほど旅らしくなる。
  3. 恵庭市郷土資料館は南島松にあり、無料で9時30分から17時まで開館。カリンバ遺跡などを見られると知り、町の地下にある時間まで気になってきた。
  4. cafe福座は恵南6-12の自然に囲まれた店で、地元作家の雑貨や器も扱う。食事だけのつもりが、棚の小さな作品まで見てしまいそうだ。
  5. ユカンボシ川河畔公園は駒場町5丁目の川辺にあり、夏期にはトイレも使える。近くのカフェから数分で水の気配へ変わる落差が面白い。
  6. 恵庭ふるさと公園は中央に噴水があり、ハーブの香りが漂う公園。隣接するカフェは季節で営業時間が変わるので、終着を空模様に任せる感じがした。
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