LoqiRoam · 旅日記

看板の角から、飛行場跡の緑へ

食の看板から神社の樫、公園の飛行場跡、文化施設、町の展示、プロペ商店街へ。所沢の記憶を歩いてつないだ。

西所沢を出て、まず駅の近くにある食の店々を眺めた。短い店名の看板には、暮らしの速度がそのまま出ている。そこから所澤神明社へ向かうと、総鎮守という言葉の重さよりも、境内の大きな樫と濃い木陰が先に心に残った。次に歩いた航空記念公園では、かつての飛行場跡が約50ヘクタールの緑になっていて、飛ぶ場所だった土地が人の歩く場所へ変わった不思議を感じた。ミューズのパイプオルガンを想像し、町造商店では手ぬぐいに残る商いの記憶を拾い、最後はプロペ商店街へ。アーチの由来を知ってから見る看板は、ただの広告ではなく、この街が航空と商業をどう結びつけてきたかの小さな案内板に見えた。

この旅の足跡

  1. 西所沢駅の周りには、うどんやパンの店が実際に並ぶ。駅前の短い看板を追うだけで、観光地ではない昼の所沢が見えてきそうだ。
  2. 所澤神明社は所沢の総鎮守で、境内には伝説を秘めた大きな樫があるという。街中なのに木々が深く、看板の先だけ空気が変わりそうだ。
  3. 所沢航空記念公園は約50ヘクタールの飛行場跡地。日本庭園や親水スポットまであると知り、飛行機の記憶が水と木陰に残るのか気になった。
  4. ミューズは並木の中にある文化センターで、アークホールには国内最大級のパイプオルガンがある。公園の風景の次に、音の大きさを想像した。
  5. 野老澤町造商店は元町のまちづくり拠点で、10時から17時まで営業する。戦前戦後の手ぬぐい展示の告知に、商いの記憶が布の柄で残る面白さを感じた。
  6. プロペ商店街は所沢駅西口から約300メートル続き、加盟店は110店ほど。プロペラを思わせるアーチの下で、食と買い物の看板が一気に増えた。
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