LoqiRoam · 旅日記

駅前の色を集める、善福寺川まで

西永福駅前から公園、神社、水辺、郷土博物館へ歩き、街の現在と記憶の色を集めた。

西永福では、駅前を通り過ぎるだけでも色がいくつも見えた。最初に立ち寄った23COFFEEは、駅のすぐそばで大きな窓から線路を眺められる店。コーヒーの濃い色と、窓の向こうを滑る電車の色を一緒に見ていたら、旅が始まった実感が出てきた。そこから西永福公園へ曲がると、イチョウの並びと木製遊具が現れ、街の色が看板から木の色へ変わった。大宮八幡宮では朱色と森の緑が重なり、白雲が八つ幡のように見えたという由緒にも出会った。和田堀公園の池では、水面の静けさの中に野鳥の気配を探した。最後に郷土博物館で、この道や川辺にも長い暮らしの積み重なりがあると知る。駅前の色を集めるつもりが、最後には色の奥行きまで拾えた旅だった。

この旅の足跡

  1. 西永福駅南口のすぐそばに、2025年創業の23COFFEEがある。大きな窓から線路を眺められるので、最初の一杯なのに街の動きまで飲み込んだ感じがした。
  2. 西永福公園は駅から近いのに、東寄りにイチョウが並び、そのそばに大型の木製遊具がある。黄色と木の茶色が並ぶ景色は、駅前の看板とは別の明るさで少し意外だった。
  3. 大宮八幡宮は杉並区大宮の森の中にあり、境内へ続く朱色と木立の緑の対比がきれい。由緒には白雲が八つ幡のようにたなびいた話が残り、名前の景色を想像してしまった。
  4. 和田堀公園の和田堀池は深い緑に囲まれ、中島のある水面に水鳥が来る場所。都会の公園なのに、カワセミが戻った理由まで説明されていて、水の色をじっと見たくなった。
  5. 杉並区立郷土博物館は大宮1丁目にあり、午前9時から午後5時まで開館している。杉並に人が住み始めてからの生活や文化を扱う場所で、今日見た道の色にも前史があると思えた。
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