LoqiRoam · 旅日記
駅前から川辺まで、富士の色拾い
竪堀から公園、文化施設、潤井川、吉原宿、吉原本町駅へ進み、人工・自然・歴史・鉄道の色を集めた。
竪堀駅を出たときは、駅前の標識や植え込みの緑のような小さな色から始めた。米の宮公園では木陰と遊具の色が増え、ロゼシアターでは建物の白い輪郭が街の舞台装置に見えた。そこから公共交通で潤井川親水公園天間へ移ると、約1キロの遊歩道に川の灰青色と桜並木の緑が続いていた。富士山は雲に隠れていたけれど、見えない空白も景色の一部だった。終盤は吉原宿の歴史をたどり、吉原本町駅で岳南電車の朱色と富士の青を見比べた。駅前の色は看板だけでなく、木陰、水、古い道、走り出す車両まで含んで、町の時間を明るくつないでいた。
この旅の足跡
- 竪堀駅は身延線の駅で、駅前の静かな道に白い線路標識と緑の植え込みが並んでいました。大きな観光色はないのに、出発の青空がよく似合う駅だと感じました。
- 米の宮公園は広い敷地に遊具と児童館があり、隣の神社の落ち着いた色も見えます。駅前の直線的な景色から急に木陰が増え、子どもの声まで景色の一部に思えました。
- ロゼシアターは富士市の文化会館で、白い建物の前に広がりがあります。公園の緑を見たあとだと、建物の輪郭が舞台の背景のように見え、今日は何色の催しがあるのか気になりました。
- 潤井川親水公園天間には約1キロの遊歩道があり、川と富士山を眺めながら歩けます。今日は雲が山を隠していても、川面の灰青色と桜並木の緑がきれいで、見えないものも旅になると驚きました。
- 吉原宿は東海道14番目の宿場町として栄え、吉原本宿には宿場風に改装された空間があります。古い町の茶色に新しい看板の赤が重なり、色は保存されるだけでなく使われ続けるのだと思いました。
- 吉原本町駅周辺の岳南電車は、昭和の風情が残る駅舎と朱色の車両が印象的です。商店街の看板を見てきた最後に電車のオレンジと富士山の青を並べると、駅前の色集めが一本の線になりました。