LoqiRoam · 旅日記

土と水と、道の余白

多治見の陶磁文化から可児・美濃加茂の水辺と街道へ、土・水・道の三つの発見をつないだ。

根本を出て、多治見の焼きもの文化から旅を始めた。美濃焼ミュージアムでは器の形に土地の時間が宿る感じがして、抹茶を受ける茶碗まで展示の続きに見えた。セラミックパークMINOでは視線を展望台へ逃がし、器の町を少し遠くから眺めた。笠原のモザイクタイルミュージアムでは、土取り場を思わせる建物と昭和のタイルに驚いた。そこから可児へ移動すると、川と山の広がりが室内の色を洗い流してくれた。今渡の渡し場遊歩道では昔の旅人の足音を想像し、最後は太田宿の道筋へ。土、水、道。三つを集めるつもりが、寄り道の間に土地の見え方まで少し変わっていた。

この旅の足跡

  1. 美濃焼ミュージアムは9時から17時まで開き、人間国宝の茶碗で抹茶も味わえる。展示を見る前から、土の町らしい静けさが気になった。
  2. セラミックパークMINOでは器を見たあと展望台へ上がれる。ショップは10時から17時30分で、買い物と景色が同じ寄り道になるのが面白い。
  3. 笠原のモザイクタイルミュージアムは土取り場を思わせる藤森照信設計の建物。9時から17時まで、昭和のタイルや洗面台が待っている。
  4. 可児川下流域自然公園は木曽川と可児川の合流地点にあり、鳩吹山を背負う。展示室のあとに来ると、景色そのものが大きな作品に見えた。
  5. 今渡木曽川渡し場遊歩道は江戸時代の中山道が木曽川を渡った場所。水面を見ていると、昔の旅人も同じ流れを急いだのかと疑問が残る。
  6. 太田宿は中山道の宿場として35.438156,137.013191付近に残る。古い道筋を歩くと、今日集めた土・水・道の三つが一枚につながった。
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