LoqiRoam · 旅日記

駅前から、白と緑と湯の色へ

三間坂の物産から黒髪山の緑、有田の白磁、嬉野の水と湯へ色をつないだ。

三間坂駅を出て、まずは道の駅山内へ向かった。黒米のパンや麺、地元の器が並び、駅前の旅なのに最初から食卓の色を集めることになった。そこから黒髪神社へ進むと、にぎやかな売り場の色が深い山の緑へ変わった。大蛇退治や流鏑馬の話を思いながら歩くと、道そのものが昔話の入口に見える。有田ポーセリンパークでは白磁と異国風の宮殿が並び、焼き物の町の表情が一気に広がった。けれど旅は器だけでは終わらない。嬉野の轟の滝で水音に耳を休め、川沿いを歩いて温泉街へ入った。最後に見えたオレンジ色のシーボルトの湯が、集めた色を明るくまとめてくれた。

この旅の足跡

  1. 三間坂駅から少し歩くと、黒米の麺やパン、地元窯元の器が同じ建物に並んでいました。野菜の緑まで鮮やかで、駅前の色集めがいきなり食卓へ広がります。
  2. 深い緑の中の黒髪神社には、大蛇退治の伝説と流鏑馬の話が残っています。鳥居をくぐると道の駅のにぎやかさが遠のき、山の色が急に濃くなったのが面白いです。
  3. 有田ポーセリンパークでは、ドイツのツヴィンガー宮殿を思わせる建物と有田焼の世界が隣り合います。白い器を見に来たのに、庭の幾何学模様まで旅の色として残りました。
  4. 轟の滝は高さ約11メートルで、平らな土地に大きな滝壺があるそうです。磁器の町を見たあとに水の音へ着くと、集めてきた色が一度透明になった気がしました。
  5. 嬉野川沿いの温泉街は、足湯や遊歩道があり、歩いているだけでも湯の町の気配がします。滝の青緑から商店の看板へ戻ってきて、足取りが少し軽くなりました。
  6. シーボルトの湯は、オレンジ色のとんがり屋根を持つ大正ロマン風の建物です。朝6時から夜10時まで入れるので、最後に屋根の色を目印にして湯へ向かえるのがうれしいです。
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