LoqiRoam · 旅日記

しゃこちゃんから海の赤へ

中田から道の駅、木造駅、縄文遺跡を経て、赤い鳥居と海へ抜ける津軽の色集め。

中田駅を出ると、最初は田園の中の道の駅で、三角屋根と物産の明るい色を集めた。地球村の緑で少し深呼吸してから五能線の流れに乗り、木造駅の大きな『しゃこちゃん』に出会う。駅の正面に土偶の顔があるだけで、ただの乗り換え場所が小さな文化の入口に変わった。北へ進んだ木造亀ヶ岡考古資料室では、土器や石器だけでなく赤い漆の器にも惹かれた。展示の色を頭に残したまま遺跡へ歩くと、低湿地の静けさがその色を受け止めているようだった。最後は高山稲荷神社へ向かい、曲線を描く赤い鳥居と七里長浜の青を見た。駅前の色を探すつもりが、最後には土地の時間まで一緒に拾っていた。

この旅の足跡

  1. 三角屋根の道の駅は、田園の中で思ったより明るく見えた。物産館は9時から18時、そば処もあり、最初の色集めにぴったりだ。
  2. 地球村の先端にある道の駅という名前が面白い。屋根の形と田園の緑を見ていると、街の看板が急に地面へ近づいた気がした。
  3. 木造駅の正面には、遮光器土偶を思わせる大きな『しゃこちゃん』がいる。駅なのに顔が先に目に入り、旅の色が土色へ変わった。
  4. 資料室には土器や石器、土偶など1000点を超える資料が並ぶ。赤い漆の器が残っていると知り、古い色は色あせるだけではないのだと思った。
  5. 亀ヶ岡石器時代遺跡は岩木川左岸の低湿地に立地する。展示室の赤や黒を思い出しながら歩くと、足元の静かな土地にも長い暮らしが隠れていそうだ。
  6. 高山稲荷神社では、曲線を描く無数の赤い鳥居が続き、百段を超える石段の先から七里長浜を望める。最後に赤と海の青が待っていた。
地図と足跡で読む