LoqiRoam · 旅日記

銀色の駅から、松の緑まで

東須磨から庭園、古寺、梅の神社、海岸、須磨浦公園へ進み、駅前の色を海と山の景色まで広げた旅。

東須磨を出ると、最初は電車と住宅の落ち着いた色ばかり見えていました。けれど少し歩いて須磨離宮公園へ入ると、噴水の白と庭園の緑が急に整って見え、同じ町の中に別の朝があるようでした。そこから須磨寺へ下る道では、古い石と花の気配が増え、境内の細かな飾りに足が止まりました。綱敷天満宮では、網の綱を円座にした由来と梅の話に出会い、歴史が堅いものだけではないと感じました。海岸へ出ると、今度は砂と波がそれまでの色を全部ひらいてくれました。最後は須磨浦公園へ移り、松原と山の濃い緑を眺めました。駅前で拾った銀色は、歩くほどに庭園の白、寺の茶、梅の桃色、海の青、松の緑へ変わっていきました。

この旅の足跡

  1. 東須磨の近くなのに、須磨離宮公園では欧風の噴水と王侯貴族の名を持つバラが待っていました。大阪湾まで見える高台で、駅前の緑が急に庭園色へ変わるのが面白いです。
  2. 須磨寺は源平の合戦地に近い古寺で、境内には四季の花と少しおもしろいものがあるそうです。無料で8時半から拝観できるので、静かな石の色を拾いながら歩けそうです。
  3. 綱敷天満宮には約120本の梅と、網の綱を円座にした由来があります。波乗り神社という呼び名まであり、古い伝説と海の気分が同じ境内にいるのが意外でした。
  4. 須磨海岸は若宮町から須磨浦通まで続く海浜地です。町の細い道を抜けた先で、砂の明るさと波の動きが一気に広がり、集めた色を風が混ぜていく感じがしました。
  5. 須磨浦公園は24時間開いていて、松原から鉄拐山や鉢伏山まで続く景勝地です。海だけで終わらず、最後に山の濃い緑と明石海峡側の広がりを重ねられました。
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