LoqiRoam · 旅日記

看板の先、天塩川へ

森の散策路から天塩川、木彫りの駅、彫刻、道の駅を巡り、川辺で旅を閉じた。

温泉のそばを出ると、まず裏山の散策路に入った。車道と歩道が交わる森には、トドマツやミズナラの気配があり、足元を見ているだけで歩く速度がゆっくりになる。川辺へ下りると、芝の広がりと天塩川の水面が現れた。ここでは景色を眺めること自体が休憩になる。そこから村内バスで音威子府へ向かい、木彫りの駅名標とフクロウの彫刻に出会った。駅は単なる乗り換え場所ではなく、木工の村へ入る看板のようだった。高橋昭五郎の彫刻館では、その木がさらに大胆な曲線と肌触りへ変わる。最後は国道の分岐にある道の駅で、旅人のための大きな案内と土地の日常を眺め、天塩川の河原へ戻った。小道で拾った疑問が、駅、作品、道路、川へ少しずつ広がっていく散歩だった。

この旅の足跡

  1. 温泉の裏山に、車道と歩道が混じる散策路がありました。珍しい木々を探す目になると、ただの森が小さな植物園のように見えてきます。
  2. 天塩川温泉から約2キロの案内表示を頼りに川辺へ。芝の広がりと水面の近さが思った以上で、鳥を探す散歩がそのまま休憩になりました。
  3. 音威子府駅は木彫りの駅名標や案内板が目に入り、駅舎の柱にはフクロウまでいました。交通の場所なのに、村の工芸の入口にも見えます。
  4. 高橋昭五郎彫刻の館では、木の美しさを大胆かつ繊細な曲線に送り出す作品を見られます。駅で見た木の案内板が、急に深い造形へ続きました。
  5. 国道40号と275号の分岐にある道の駅は、売店が6時から22時まで。森と匠の村らしい木の雰囲気と、新しい休憩の機能が同居しています。
  6. 天塩川のカヌーポート周辺は、川下りの出発点であり、流域をつなぐ場所でもあります。歩いて見る水面は穏やかでも、遠くへ続く道の気配がありました。
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