LoqiRoam · 旅日記
余市で拾った、六つの色
駅前の食、蒸溜所の歴史、運上家、海辺、果樹園をつなぎ、余市の色を集めた。
余市駅を出て最初に拾ったのは、海鮮の銀色と店先の赤でした。そこから歩いて余市蒸溜所へ向かうと、石と木の重たい茶色が現れ、駅前の明るさとは違う時間が流れていました。さらに入舟町の旧下ヨイチ運上家では、長い石置屋根と格子窓を見上げ、町には産業より前から積み重なった暮らしがあるのだと感じました。少し疲れたところで浜中・モイレ海水浴場へ寄り、砂浜の金色と海の青で頭を軽くします。最後は丘のニトリ観光果樹園へ。葉の緑の中の果物や透明なリンゴのオブジェに驚き、帰りに道の駅で今日の色を持ち帰りました。駅前から始まった旅が、海と歴史と果樹園を通って、甘い休憩に戻ってきた一日です。
この旅の足跡
- 駅を出ると、柿崎商店の海鮮丼を目当てに人が集まる通りがありました。魚の銀色と看板の赤が、旅の最初の色になりました。
- 黒い門と石造りの建物が並ぶ余市蒸溜所は、駅から歩いてすぐなのに空気が別世界でした。1934年創業の始まりの場所で、重たい茶色に出会いました。
- 嘉永6年の建物が今も残る旧下ヨイチ運上家。長い石置屋根と格子窓を見て、町の色が急に古い木の色へ変わった気がしました。
- 浜中・モイレ海水浴場では、建物の色を離れて砂浜の淡い金色へ。余市町で海水浴場として案内される場所が限られることにも、海との距離感を感じました。
- 丘の果樹園では、木の葉の緑の間に季節の果物が見えます。8種類ほどの果物を楽しめ、透明なリンゴのオブジェまであるのが面白くて、町の色が急に明るくなりました。
- 道の駅スペース・アップルよいちは国道沿いの休憩地点。旅の最後に、買った果物や飲み物を並べてみると、余市の色が小さなお土産の列になりました。