LoqiRoam · 旅日記

線路の脇から、笠形山の入口まで

鶴居の集落から寺社、浅野、森の休憩地を経て、笠形山の登山口まで道の気分を変えながら進んだ。

鶴居では、駅を出てすぐに決めた道を少し裏切った。線路沿いを歩くつもりが、家の間に見えた細い曲がり角へ入り、廣徳寺の静けさに足を止める。正方神社では、社そのものより、そこへ向かう道が生活の隙間で細くなっていく感じが印象に残った。近い場所だけで終えるのは惜しくなり、浅野の大歳神社へは距離を伸ばした。そこから森の側へ移動してリフレッシュパーク市川で休み、遊歩道とかぶとむしどーむの気配に少し笑う。最後は笠形山の登山口。登る時間は残さなかったが、山道の奥にまだ別の旅が続いていると分かる終わり方だった。

この旅の足跡

  1. 鶴居駅の木造駅舎は古い窓口跡と木のベンチが残り、山に囲まれた家並みを跨線橋から見渡せる。静かなのに列車の気配だけは濃い。
  2. 廣徳寺は鶴居157番地にある寺で、駅近くの家並みに突然落ち着いた境内が差し込む。大きな名所ではないぶん、角を曲がった驚きが残った。
  3. 正方神社は鶴居の集落内にあり、社殿へ向かう道が家々の間で細くなる。地図では短い距離なのに、曲がるたびに生活の音が遠のくのが面白い。
  4. 浅野の大歳神社は鶴居駅から約2.2km、徒歩なら27分ほどの場所にある。田園の向こうへ歩く距離が、社の古さより先に旅らしさを作っていた。
  5. リフレッシュパーク市川は下牛尾の森にあり、食事や宿泊に加えて遊歩道と夏のかぶとむしどーむがある。山へ来たのに、入口で童心に引き戻された。
  6. 笠形山の南側登山口は標高224mで、無料駐車場とトイレがあり、笠形神社コースや仙人滝コースへ続く。山頂まで行かなくても、道の先を想像できる終着だ。
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