LoqiRoam · 旅日記

水路から港、島影へ

水路を起点に、港の歴史、商店街の生活感、名物の味、九十九島の遠望へ移る寄り道。

ハウステンボスの水路と整った建物を出発点にしたが、同じ調子の景色を追い続ける気にはならなかった。佐世保中心部へ移り、旧佐世保鎮守府凱旋記念館で港の歴史に触れる。大正期の建物が今も文化ホールとして使われていることに、過去が遠くへ片づけられていない感じがした。その後はアーケードの屋根の下へ曲がり、店の匂いと人の流れに混ざる。注文後に作られるバーガーを待つ時間で、旅の速度も少し緩んだ。最後は九十九島パールシーリゾートで海を近くに感じ、展海峰へ上がって島影を遠くから眺める。近い壁、狭い通り、広い海。曲がるたびに視界の大きさが変わる旅だった。

この旅の足跡

  1. 出発点の水路と建物は整いすぎていて、どこから生活の道へ切り替わるのか気になる。最初の曲がり角を探した。
  2. 大正期の旧佐世保鎮守府凱旋記念館は、いまも市民文化ホールとして使われている。歴史が展示物だけで終わらないのが面白い。
  3. さるくシティ4〇3アーケードは長く続く屋根の道で、曲がるたび店の匂いと人の速度が変わる。雨の日にも歩いてみたい。
  4. 佐世保バーガーの老舗ヒカリは昭和26年から営業し、作り置きせず注文後に作る。待ち時間まで港町の味に思えてきた。
  5. 九十九島パールシーリゾートでは、水族館や遊覧船、海辺の食事を一つの場所で選べる。島影を近くで見るか、船から見るか迷う。
  6. 展海峰は標高165メートルで、九十九島と佐世保港が180度に広がる。菜の花やコスモスの季節なら、景色の足元まで騒がしい。
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