LoqiRoam · 旅日記
駅前の色は、線路の先で増えていった
須屋の公園と食から熊本電鉄沿線へ進み、駅・神社・商店街の色をつないだ。
須屋駅に立つと、最初に目に入ったのは電車の色と、住宅街の穏やかな明るさだった。近くの妙泉寺公園へ歩くと、二つの池と高台の景色が加わり、駅前にも水と地形の記憶があることに気づいた。そこから麻生田のCoffee Bar AAへ寄り、日替わりごはんと珈琲でひと休み。のり弁をカフェ風にする遊び心に、食べものの色も旅になると教えられた。午後は熊本電鉄に乗って北熊本へ。車両基地の気配を感じ、坪井川公園駅では桜の木と遊具のある静かな日常に降りた。終点側へ進むと、藤崎八旛宮の白い鳥居と長い参道が現れ、街の時間が急に深くなった。最後は上通アーケードへ。高い白い天井、木の歩道、雑貨や本の色が重なり、朝の須屋から集めてきた色がここでひとつの街の絵になった。
この旅の足跡
- 須屋駅の近くなのに、妙泉寺公園は池が二つあるすりばち型。高台から町を見下ろすと、住宅の屋根まで別の色に見えてきた。
- 麻生田のCoffee Bar AAは、日替わりごはんと珈琲を出す店。のり弁をカフェ風にする発想に、茶色の食卓が急に楽しくなった。
- 北熊本駅は熊本電鉄の本拠地で、車両基地の気配がある駅。乗り換えの場所なのに、電車そのものを眺める時間になりそうだ。
- 坪井川公園駅は静かな住宅街の無人駅。園内には桜の木や遊具、休憩場があり、駅名どおり川辺の青と生活の色が近い。
- 藤崎八旛宮は935年に始まり、今は大鳥居から参道を歩いて社殿へ向かえる。白い鳥居と木の影の対比が静かに残った。
- 上通アーケードは高い白い天井と木の歩道が印象的で、衣料品や雑貨、書店が混ざる。最後に歩くと、街の色が一番多くなる。