LoqiRoam · 旅日記
町のページをめくって、高原へ
海瀬の図書館と社から高野町の食と買い物、八千穂の酒蔵を経て、高原の水音へ向かった。
海瀬では、駅前からすぐに目的地へ向かわず、線路と農道の境目で一度曲がった。明るい図書館に入ると、郷土資料室には町の歴史が思った以上に厚く残っていて、旅の入口が風景だけではないと気づく。そこから諏訪神社へ歩くと、検索で見た住所が木立の中の気配に変わった。高野町では築150年の古民家を改修した自在堂で、千曲川流域の食材と薪火の料理に寄り道し、隣の大きな店では土地の日常へ戻った。八千穂の酒蔵資料館で酒造りの道具とジオラマを眺めたあと、最後は高原へ。白樺、渓流、小さな滝の三つの小径を歩くと、曲がり角を選ぶたびに町の速度が変わっていたことが分かった。
この旅の足跡
- 海瀬駅から約10分、明るい館内に郷土資料室があり、満州開拓や秩父事件の資料も集めている。旅の最初に読む町の声として意外に濃い。
- 海瀬の諏訪神社は大字海瀬5891-1にある。検索で住所は確認できたが、現地の木立がどれほど深いのかは歩いてみないと分からない。
- 築150年の古民家を改修した自在堂は、薪火で千曲川流域の食材と郷土の発酵食を組み合わせる。ランチ11時から、という具体性に旅心が動いた。
- 高野町のツルヤ佐久穂店は9時30分から20時まで。名物探しではなく、地元の人が日常を補給する明るい場所に立ち寄るのが少し面白い。
- 黒澤酒造の資料館には、明治・大正・昭和の酒造史と250体のジオラマ、民俗資料がある。無料で10時から17時、酒蔵の時間が立体的に見える。
- 八千穂高原自然園は28haに三つの小径、小さな滝と渓流、白樺の林がある。8時30分から17時、最終受付16時20分なので終着に間に合う計画にした。