LoqiRoam · 旅日記

菰野、三つの小さな発見

城下町の記憶、土地の味、山の風をつないだ菰野の小旅行。

出発点から少し離れると、菰野城跡の碑と堀の名残が道のそばに現れた。大きな観光地へ向かう前に、町の時間が足元に残っていることを知る。そこから温泉と食が重なる場所へ進み、地元の素材を使う菓子に寄り道した。甘い休憩をはさんだことで、山へ向かう気持ちも軽くなった。湯の山温泉では、大石公園の御影石にまつわる話を聞き、石がただの景色ではなく、誰かの記憶を預かるものに見えてきた。最後はロープウェイで御在所岳へ。奇岩を探しながら高度を上げ、山上公園では展望台だけでなく遊歩道の植物にも目を留めた。城下町の痕跡、土地の味、山の風。この三つが別々ではなく、一本の道の上で静かにつながっていた。

この旅の足跡

  1. 城跡の碑だけでなく、堀の一部や石積みが町の道際に残っていました。学校の西南に静かに眠る城下町の輪郭に、少し驚きます。
  2. 温泉だけの施設かと思ったら、地元の素材を使う食と菓子の場でもありました。湯気の向こうで、山の町が急に現代的に見えます。
  3. 菰野町産の素材を使うケーキ店を見つけました。旅先の甘い休憩が、土地の味を知る小さな入口になるのが面白いです。
  4. 大石公園には日本一大きいともいわれる御影石がありました。伝承を聞いて石を見ると、ただの岩が急に誰かの記憶に変わります。
  5. ロープウェイは全長2161メートル、高低差780メートルを約15分で越えます。ゴンドラから奇岩を探す時間は、道を歩くのとは別の旅でした。
  6. 山上公園には舗装された遊歩道と展望台があり、麓では見ない植物にも出会えます。遠くを見るだけの場所でないことが、最後に残りました。
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