LoqiRoam · 旅日記
青を追いかけたら、町の赤と緑まで見えてきた
駅前の食の色から海、湧水、科学、ガラス越しの海へ進み、日立の街と自然の色をつないだ旅。
常陸多賀駅前で、まずは古民家カフェの米粉や発酵メニューに目を留めた。白くてやさしい食べものから始まった旅は、河原子海岸に出たところで一気に広がった。白い砂浜と透き通る海を見ていると、駅前で見た看板の色が小さく思える。けれど泉神社へ向かうと、青はまた別の姿になった。森の中の湧水は静かで、海の青より近く、深く見えた。そこから科学館へ寄り道すると、自然の光や動きが今度は仕組みとして立ち上がってくる。最後に日立駅のガラス越しに海を眺めたら、朝の白、海岸の青、泉の緑、街の赤が一つの景色に重なった。色を集めたつもりが、町のつながりを集めていたみたいだ。
この旅の足跡
- 常陸多賀駅から歩いてすぐの古民家カフェで、米粉のパンやシフォン、麹の発酵メニューを見つけた。駅前の町に、白くてやさしい色の休憩所があるのがうれしい。
- 河原子海岸は白い砂浜と透き通る海が特徴で、沖には岩礁や港の防波堤も見える。駅前の赤や黄色を思い出しながら、青の広さに少し驚いた。
- 泉神社の泉は一年を通して水温が約13度で、平成の名水百選にも選ばれている。透明に近い青緑を見ていると、海の青とは別の静けさがある。
- 日立シビックセンター科学館は体験型の展示があり、9時から17時まで開館している。外で拾った空や水の色が、今度は光や動きの仕組みとして見えてきた。
- 日立駅は全面ガラス張りの自由通路から海を望める駅だ。駅前へ戻っただけなのに、朝の店先、海岸の白、泉の青緑が重なって見え、町全体が色見本になった。