LoqiRoam · 旅日記

遊具と石と湯気の午後

公園の遊具、古い道祖神、長く続く店の味をつないで、つくし野の小さな発見を三つ集めた。

つくし野駅を出て、まず貝がら児童公園へ向かった。巻き貝の形をした遊具があり、名前がそのまま風景になっているのが可笑しくて、最初の発見はすぐに見つかった。次に住宅地の緑へ歩くと、駅の近くにも歩幅をゆるめる余白が残っている。道の途中では、1714年の道祖神が記録されていることを知り、何気ない角にも昔の旅人の視線が重なった。そこから創業40年余の喫茶コナでひと休み。古い店の落ち着きに包まれ、町の時間を一杯の飲み物で味わった。最後は商店街の町洋食と、10席の小さなフレンチカフェへ。遊具、石、湯気。この三つを集めたら、つくし野は静かな住宅地から、ちゃんと物語のある旅先になった。

この旅の足跡

  1. 巻き貝の形をした遊具が本当にあって、名前が景色にそのまま現れていた。小さな公園なのに、子ども向けの想像力が入口で待っている。
  2. 住宅地の中にまとまった緑が残り、駅からの距離の近さに少し驚いた。遠出をしなくても、町には歩幅を変える場所がある。
  3. つくし野には1714年の道祖神が記録されている。目立つ名所ではないからこそ、昔の旅人もこの道角を見たのかと想像が膨らむ。
  4. 創業40年余の喫茶コナは、待ち合わせにも使われてきた店。昭和の空気を感じながら、知らない町で昔からの居場所に座れるのが面白い。
  5. Tapps’Caféは旧屋号から生まれ変わった町洋食の店で、鉄板ハンバーグが人気。店名の変化に、商店街の時間の続き方が見えた。
  6. 小さな10席のフレンチカフェが駅近くにあり、料理を目の前で楽しめる。最後にこんな繊細な余韻が待つとは、町歩きは予告なしで楽しい。
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