LoqiRoam · 旅日記

駅前の湯気を、港の青まで運ぶ

浜坂駅前の足湯から、駅の記憶、山の資料、ジオパーク、白砂青松、漁港へ色をつなぐ旅。

浜坂駅に着いて最初に見つけたのは、屋形船のような足湯でした。大漁旗ののれんと玉砂利の湯床に足を入れると、駅前がもう温泉の町だと分かります。鉄道グッズ館は閉館していましたが、駅が長く人の集まる場所だった記憶は消えていません。そこから加藤文太郎記念図書館へ歩き、海辺の町で山の道具や山岳資料に出会いました。ジオパーク館では地形模型や岩石を見て、浜坂県民サンビーチへ。白い砂、松の緑、風の音が展示の中の景色を本物に変えてくれました。最後に浜坂漁港へ向かうと、ズワイガニやホタルイカを支える港の仕事が見えました。駅前の赤や湯気から始めた色集めは、海の青に着地しました。

この旅の足跡

  1. 浜坂駅の足湯は屋形船を思わせる形で、大漁旗ののれんと玉砂利の湯床が駅前にありました。列車を降りてすぐ温泉に入れるのが、まず不思議でうれしいです。
  2. 浜坂駅は1911年開業で、昔の鉄道資料を置いた鉄子の部屋は2022年に閉館していました。消えた展示の跡にも、長く人が集まった駅の記憶が残っている気がします。
  3. 加藤文太郎記念図書館は、山をイメージした壁や書架のサインがあり、2階に遺品と山岳資料を展示しています。海辺の町で山の色に出会えるのが面白いです。
  4. 山陰海岸ジオパーク館には地形模型や岩石、化石の展示があり、浜坂駅から徒歩約20分です。これから見る海岸が、ただ青いだけではなく地面の物語になる予感がします。
  5. 浜坂県民サンビーチは日本の白砂青松100選の砂浜で、松林の景観も大切にされています。模型で見た地形を本物の砂と松風で確かめると、色が急に立体的になります。
  6. 浜坂漁港は掘り抜式の港で、ズワイガニやホタルイカ、ハタハタの水揚げで知られています。駅前で見た温泉の町が、最後には海の仕事と食を支えている町に見えてきました。
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