LoqiRoam · 旅日記
白い朝に、朱色と緑を足して
新祝園駅前からカフェ、元祇園の社、遺跡公園、けいはんな記念公園へ進み、町の日常と歴史と丘陵の自然を色として集めた旅。
新祝園に着いたとき、駅前は白い紙のようでした。まず駅のすぐそばの白と青のカフェを見つけ、朝の街に小さな色を置きました。そこから歩くと、住宅と田園の間に稲植神社の鳥居が現れます。元祇園と伝わる社の木陰は、駅前の明るさとは別の深い緑でした。次は畑ノ前公園遺跡の杜へ向かい、精華町の新しい街並みの下に古い記憶が眠っていることを感じました。午後は公共交通でけいはんな記念公園へ。水景園の水面と巨石、無料の芝生広場と谷あいを歩くうち、集めていた色が一枚の景色になっていきます。最後は駅近のカフェへ戻り、朝と同じ白と青を見ながら休憩しました。出発点の白は、何もない色ではなく、今日の朱色や緑を受け止める色だったのだと思います。
この旅の足跡
- 駅前から少し歩くと、白と青の小さなカフェがありました。朝から開いているのがうれしくて、駅の無機質な色にやわらかな一色が足された気分です。
- 稲植神社は住宅と田園の間に突然現れるような社で、元祇園と伝わる歴史があります。木々の緑に朱色の鳥居が沈んでいて、駅前との落差に驚きました。
- 畑ノ前公園遺跡の杜という名前を見つけ、緑の中に遺跡の記憶を重ねられる場所だと知りました。公園なのに、足元が少し昔へ続いている感じがします。
- けいはんな記念公園の水景園は、里山の風景に約500個の巨石を組み合わせた日本庭園です。水面、石、木陰がそれぞれ違う青緑に見えてきました。
- 無料の芝生広場や谷あいもある公園なので、庭園の有料エリアとは違う素朴な緑を味わえます。小川の気配を聞くと、旅の足取りがゆっくりになりました。
- 帰る前に窓辺で飲みものを味わうなら、最初に見つけた駅近の店がちょうどいいです。白と青の店内を思い出すと、朝の駅前ももう少し明るく見えます。