LoqiRoam · 旅日記

川面から森の奥へ

那賀川の水際から谷の温泉、森林美術館、花の公園、木頭の文化施設と川辺のカフェへ進み、光の変化を追った。

出発したときは、山の入口にまだ朝の白さが残っていた。まず鷲の里の水際で川の流れを見て、道が谷へ入るにつれて光が細くなるのを追った。もみじ川温泉では立ち止まり、相生森林美術館では木の表面を見た。外へ出ると、展示室の暗さのせいか森の緑が少し強く感じられた。あいあいらんどの斜面で花の色を拾い、さらに奥の木頭へ向かった。木のおもちゃ美術館では、山の木が遊びの形に変わっていた。最後にKen’sギャラリーカフェで川を見下ろすと、出発地点で見た水の反射が、遠い場所でも同じように残っていた。光は場所を変えるたび、薄くなったり深くなったりした。

この旅の足跡

  1. 太龍寺山の麓で、那賀川の水際が急にひらけた。売店の明るさより、川面に残る白い反射のほうが長く目に残った。
  2. もみじ川温泉は那賀川の谷にあり、建物の内側からも山の色が見える。まだ湯に入らず、雲の明るさが川へ落ちる瞬間を待った。
  3. 相生森林美術館は16時半まで開いている。木の作品を見たあと外へ出ると、展示室の落ち着いた暗さが森の緑を少し明るく見せた。
  4. 美術館の隣のあいあいらんどには、季節の花がまとまって咲く場所がある。木陰から斜面へ出ると、同じ緑が花の色で急に細かくなった。
  5. 那賀町山のおもちゃ美術館は木の触感を中心にした場所で、開館時間は平日と休日で違う。窓辺の木目に、外の山影がゆっくり重なっていた。
  6. Ken’sギャラリーカフェは国道沿いのログハウス風の店で、眼下に川が流れる。遠くまで来た実感は、コーヒーより窓の外の白い流れから来た。
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