LoqiRoam · 旅日記
駅前から川と山の色へ
出雲大東駅から大東公園、木次駅、斐伊川堤防をめぐり、木次線の車窓で山の色まで集めた。
出発点では、駅前の色を集める旅なのに、どの駅へ向かえばいいのかもまだぼんやりしていた。調べて見つけた木次線は、地域の人が駅を支え、平野の水田から山深い景色まで少しずつ表情を変える路線だった。出雲大東駅で町の入口らしい気配を感じ、大東公園では芝生の広がりに足を止めた。木次駅では小さな駅舎のかわいさと斐伊川の神話が隣り合い、堤防を歩くと、桜の季節でなくても川の青と道の長さがきれいに残った。最後は沿線の食べものを探して休み、列車の窓から山の緑を眺めた。駅前から始めた色集めが、町の人、川、季節、車窓へ広がった一日だった。
この旅の足跡
- 出発点の近くから木次線の町へ向かう道を選んだ。地図上では山と集落の境目が近く、駅前の色がどんなふうに変わるか楽しみだ。
- 出雲大東駅は木次線の駅で、駅舎の管理や切符販売を地域の人が担っている。無人の箱ではなく、町の入口として息づいている感じがして面白い。
- 大東公園は緑地の中に野球場やテニスコート、多目的広場がまとまっている。駅前の看板色を見たあとだと、芝生の緑が急に大きく感じられて気持ちいい。
- 木次駅はかわいい駅舎が撮影スポットとして紹介され、近くにはヤマタノオロチ伝説に結びつく斐伊川が流れる。駅の色と神話の気配が隣り合うのが楽しい。
- 斐伊川堤防は木次駅近くで約2キロ続き、春には約800本のソメイヨシノが咲く。今は花のない季節でも、堤防の長い線と川の青を歩いて確かめたい。
- 木次線沿線には地元食材を使った料理やスイーツがあり、木次駅周辺でも食の寄り道を探せる。川歩きのあと、土地の味で色を舌にも集めたい。
- 木次線は宍道湖が見える平野から中国山地へ向かい、水田や森の景色が車窓で変わる。駅前の色集めの締めに、窓いっぱいの緑と山の影を眺めたい。