LoqiRoam · 旅日記

駅前から、色の川下り

羽後岩谷の駅前から産直、伝承館、芋川、赤田を経て羽後本荘へ。暮らしと歴史と自然の色を集めた。

羽後岩谷駅を出ると、すぐ隣に道の駅おおうちがあった。駅と産直と温泉がつながっていて、旅の始まりから赤い野菜、明るい案内板、食堂の白いごはんが目に入る。隣の出羽伝承館では、にぎやかな買い物の色が、地域の記憶を読む静かな色に変わった。外へ出て芋川の堤防を少し歩くと、長い桜並木の向こうに空が広がる。そこから赤田へ寄り道し、大きな観音像と静かな集落道の差に驚いた。最後は羽越本線で羽後本荘へ。短い列車の窓から田畑が町へ変わり、本荘公園の緑の中で今日の色を並べ直した。駅前を歩いたはずなのに、川下りのような一日だった。

この旅の足跡

  1. 駅と道の駅が自由連絡でつながる羽後岩谷。ホームの青、案内板の白、田園の緑が一度に見えて、旅の入口なのにもう色が多い。
  2. 国道105号沿いの道の駅おおうちは、駅から徒歩2分で産直・食事・温泉が集まる。野菜の鮮やかさを見ながら、とろろ飯の白さも気になった。
  3. 無料の出羽伝承館は道の駅の隣。展示と図書室が同じ建物にあり、買い物の赤や黄色から、土地の話を読む静かな時間へ変わった。
  4. 芋川桜づつみは約9.9キロに約2,000本の桜が続く堤防。季節外れでも、川沿いの緑と遠い鳥海山を想像すると道が長く見えて楽しい。
  5. 赤田の大仏は赤田上田表にある巨大な観音像で、日本三大長谷観音の一つと紹介される。静かな集落道の先で、想像より大きな色が立ち上がった。
  6. 羽後岩谷から羽後本荘までは羽越本線で約7分、7.1キロ。車窓の田畑から駅前の建物へ色が切り替わり、短いのに旅らしい転換になった。
  7. 本荘公園は城址公園で、史跡と桜を一緒に見られる場所。駅前の人の気配を背に、緑の中で今日拾った白や赤を思い出した。
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