LoqiRoam · 旅日記

団地の香りから、縄文の土、里山の水へ

高根公団の暮らしから出発し、公園、縄文遺跡、里山、古社をつないだ小さな発見の旅。

高根公団では、まず駅前の高根台プラザにあるカフェへ寄った。紫蘇入りガパオという少し意外な昼ごはんが、旅のスイッチを軽く押してくれた。そこから高根木戸近隣公園へ歩くと、団地の間にテニスコートと広場が現れ、観光地ではない場所のほうが町の呼吸を伝えることに気づく。薬円台の郷土資料館は改修休館中だったので、予定を変えて飛ノ台史跡公園博物館へ向かった。約7000年前の貝塚と出土品を知ると、さっき歩いた道の下にも別の時間が眠っている気がした。さらに公共交通でアンデルセン公園へ移動し、花壇だけでなく里山の水辺に足を止める。最後は船橋大神宮。食べる、歩く、掘り下げる、緑へ抜ける、そして静かな社へ戻る。その順番のおかげで、三つの発見が別々ではなく、一つの町の重なりとして残った。

この旅の足跡

  1. 駅からすぐの高根台プラザに、10時から17時まで開くカフェがありました。紫蘇入りガパオが気になり、住宅地の旅なのに最初から香りが立っています。
  2. 高根台5丁目の近隣公園にはテニスコート3面と多目的広場があり、季節によって夜7時まで使えます。団地の中にこんな運動の余白があるのか、と少し驚きました。
  3. 薬円台4丁目の郷土資料館は考古・民俗・歴史を扱い、入館無料です。ただし2026年7月から改修休館中なので、今回は建物と町の記憶を外から想像します。
  4. 飛ノ台史跡公園博物館は約7000年前の飛ノ台貝塚を保存し、縄文の出土品を公開しています。住宅地の先で、時間の厚みが急に地面からせり上がる感じがします。
  5. アンデルセン公園は9時30分から16時まで開園し、テーマ花壇や里山の水辺があります。童話の名前を持つ場所なのに、最後に残るのは花より土と水の感触でした。
  6. 船橋大神宮とも呼ばれる意富比神社は、天照大御神をまつる船橋の古社です。旅の最後に鳥居の前で立ち止まると、駅名や地名まで少し違って見えてきます。
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