LoqiRoam · 旅日記

色は、歩くと重なっていく

小川町の駅前から本の街、聖堂、神社、水辺へ進み、東京の色の重なりを歩いて味わう旅。

小川町の駅前では、看板の赤やビルの白がまず目に入りました。そこから神保町へ進むと、古書店の背表紙や喫茶店の入口が加わり、街の色が急に細かくなります。東京堂書店では新しい本の明るさを見て、古いものだけがこの街の魅力ではないと気づきました。少し坂を上ってニコライ堂へ向かうと、通りの音が薄れ、石壁の淡い色が残ります。そのあと神田明神の朱色の門に出会うと、同じ一日の中で街の温度まで変わったようでした。最後は和田倉噴水公園へ。水に映る光を眺めながら、今日は色を集めたというより、色どうしの間にある道を集めたのだと思いました。

この旅の足跡

  1. 小川町の交差点から歩き始めると、店の看板とビルの壁が細かく色を変えます。にぎやかなのに、どこか平らで歩きやすいのが意外でした。
  2. 神保町には約130店の古書店が集まり、古本だけでなく喫茶店やカレー店も育っています。本の背表紙が街の看板みたいに見えてきました。
  3. 東京堂書店は神田すずらん通りに面し、1階から3階まで本を探せます。新刊の明るさと通りの古書店の渋さが同じ道に並ぶのが面白いです。
  4. ニコライ堂は拝観日なら13時から16時まで見学でき、拝観料は300円です。坂道の先に淡い石壁と丸い屋根が現れ、街の音が少し遠くなりました。
  5. 神田明神には朱色の随神門があり、平将門も祀られています。明るい門の色に目を奪われましたが、境内には商売や縁を願う人の落ち着いた空気もありました。
  6. 和田倉噴水公園には高さ6メートルの大噴水と、長さ30メートルの落水施設があります。街の硬い色が水にほどけ、歩いて集めた色を静かに整理できました。
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