LoqiRoam · 旅日記
丘と池のあいだで、光を拾う
公園、池、二つの丘、カフェをつなぎ、自然と街の光が変わる順番を歩いた。
緑が丘から歩き始めると、住宅地の明るさはすぐに木々の影へ変わった。緑ヶ丘公園では、遊具よりも枝の間から落ちる細い光が目に残った。自転車道の先の宮が谷池では、水面が空を短く映していた。そこから雄岡山へ登ると、低い丘なのに視界が遠くまでほどけた。対照的に雌岡山では、梅林と神出神社の近くで、木立の明暗が細かく揺れた。山を下りてカフェ アオソラに入り、外の白い光を一杯の飲み物のそばに置く。帰り道、同じ住宅地の塀が夕方の色を帯びて見えた。景色が変わったのか、歩いた私の目が変わったのかは、まだ決めずにおく。
この旅の足跡
- 緑ヶ丘公園は高雄台の住宅地にあり、遊具よりも木々の影が印象に残る。駅前なのに空気が少し冷たく、光はどこから差しているのだろう。
- 宮が谷池休憩所は雄岡山・雌岡山コースの途中にあり、池と自転車道が接している。水面の白さだけが先に見え、なぜ道は急に静かになるのか気になった。
- 雄岡山は標高241メートルで一等三角点があり、低い丘なのに遠くまで見渡せる。登る前より空が広く感じるのは、道の傾斜のせいだろうか。
- 雌岡山には約500本の梅がある梅林と神出神社があり、山頂は249メートル。木々の間の明暗が細かく変わり、花のない季節にも山が記憶を持つように見えた。
- カフェ アオソラは緑ヶ丘駅から北へ徒歩6分、月木金土日に11時30分から17時まで営業している。山の白い光を見たあと、店内の小さな明かりが急に近く感じられた。
- 緑が丘駅へ戻る道では、行きに見過ごした塀の白さが夕方の色を帯びていた。雄岡山と雌岡山を歩いたあと、同じ住宅地が少し傾いて見えるのはなぜだろう。