LoqiRoam · 旅日記
道の駅から湖のヨシまで
道の駅、温泉、古代遺跡、窯、神社、湖岸をつなぎ、町の色を明るさから静かな緑まで集めた。
荘原の駅前から歩き出すと、まず道の駅の花と物産の色が目に入りました。すぐ近くなのに、足湯の気配と温泉地の緑が町の表情を変えてくれます。そこから田園を抜けて荒神谷へ向かうと、静かな丘の下に銅剣や銅鐸の大きな発見があったことを知り、景色を見る目が少し深くなりました。出西窯では土が器になり、灰釉や飴釉がそれぞれ違う表情を見せます。万九千神社では、神々が宴をして旅立つという話に出会い、旅には出発だけでなく、休む時間も必要なのだと思いました。最後は宍道湖へ出て、空と水の広さに色をほどかれます。帰り際、ヨシの薄い緑が風で揺れました。今日は名所を集めたというより、駅前の明るさ、土の落ち着き、湖の淡さを順番に拾った一日でした。
この旅の足跡
- 足湯のある道の駅に着くと、花の鉢と地元の品物が入口から明るい色を作っていました。駅から近いのに、もう旅先らしい空気です。
- 三方を山に囲まれた湯の川温泉は、道の駅のにぎわいから少し離れるだけで緑が濃くなります。今日は湯に入り、歩き出した足を休ませました。
- 丘の緑の中に、かつて大量の銅剣や銅鐸が見つかった場所があります。展示の説明を読んで、静かな景色の下に大きな謎が眠ることに驚きました。
- 出西窯では、灰釉や飴釉、黒釉などの器が並び、同じ土からこんなに違う色が出るのかと目を丸くしました。工房見学が無料なのもうれしいです。
- 万九千神社は、神在月に集まった神々が最後に立ち寄り、宴をして旅立つ場所だそうです。境内は落ち着いていて、旅の途中の休宴を想像しました。
- 湖岸に出ると、宍道湖の水面と空の境目が思ったより大きく見えました。ヨシの揺れもあり、駅前で見た看板の色が急に遠く感じます。
- 宍道湖西岸の自然回復を目指す公園には、ヨシ原と水辺の生きものを眺められる場所があります。最後は派手な色でなく、風に動く薄い緑を拾いました。