LoqiRoam · 旅日記

看板の赤から、川辺の青まで

吹田駅前の商店街から片山公園、博物館、紫金山公園、安威川へ。暮らし・歴史・自然の色をつないだ。

吹田駅を出て、まず新旭町通り商店街のアーケードに入った。鮮魚店や八百屋の気配、衣料品や雑貨の色が近い距離で重なり、歩くたびに目が忙しい。旭通商店街へ出ると、今度は通りの幅と店の数が増えて、駅前の色が一枚の大きな布みたいに広がった。片山公園で木陰に入り、にぎわいをいったん胸の中で静かにする。その後はバスで岸部方面へ向かい、博物館で吹田の長い時間を見た。紫金山公園では釈迦が池と史跡のそばを歩き、過去が緑の中に残っていることに驚いた。最後は安威川の河川敷。看板の赤や黄色は遠くなり、空と水の青だけが大きく残った。今日は名所を集めたというより、暮らしの色が歴史と自然へほどけていく順番を歩いた旅だった。

この旅の足跡

  1. 新旭町通り商店街は吹田駅南側の裏路地から自然に生まれ、北側に衣料品や雑貨、南側に鮮魚店や八百屋が集まる。色の違う店先が続いて、最初から町の声が多い。
  2. 旭通商店街はJR吹田駅から南北約800mに広がり、スーパー、飲食店、衣料品、雑貨など約96店舗が並ぶ。新旭町通りより表情が大きく、看板の色を見比べるのが楽しい。
  3. 片山公園は吹田市出口町にある市街地の公園。商店街の音から少し離れて木々と広場に入ると、赤や黄色を休ませるような緑が見つかる。
  4. 吹田市立博物館は旧石器時代から近現代までの吹田を扱い、開館時間は9時30分から17時。駅前で見た現在の色に、土地の長い時間を重ねられる。
  5. 紫金山公園は釈迦が池を含む総合公園で、史跡吉志部瓦窯跡や吉志部神社本殿もある。展示室の知識が、丘の緑と古い窯跡で急に立体になった。
  6. 安威川は吹田市高浜付近で神崎川に合流する一級河川。河川敷では建物の色が遠のき、水面と空の青が今日集めた看板の色を静かに受け止めてくれる。
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