LoqiRoam · 旅日記
山の緑から、城下町の白へ
紀三井寺の朱、和歌山城の白と緑、商店街の生活色、梅や柑橘の味の色をつないだ街歩き。
紀三井寺ケーブル山上駅を出たときは、木々の緑と空の明るさが旅の全部になりそうでした。けれど山を下りて紀三井寺の門前に出ると、朱色の楼門と長い石段が目に入り、同じ寺の中でも景色の温度が変わりました。駅の近くでは商店の軒先や看板を眺め、観光の入口に暮らしの色が混ざっているのを発見。そこから市街地へ移ると、和歌山城の白い天守と深い緑が大きく広がり、ぶらくり丁では江戸時代から続く通りに古い店と新しい店が並んでいました。美術館で光を少し静かに受け止め、最後は駅へ戻って梅や柑橘の色を眺めます。今日は名所を集めたというより、歩くたびに変わる和歌山の色を拾った一日でした。
この旅の足跡
- 紀三井寺の門前には朱色の楼門と231段の石段があり、山上の緑から急に街の赤へ景色が変わりました。海が近いのに石段の先は静かで不思議です。
- 紀三井寺駅の周りでは、駅へ向かう道と商店の軒先が並び、観光地の入口にも暮らしの色がありました。看板の赤が寺の朱色と少し似て見えます。
- 和歌山城は虎伏山に立つ市のシンボルで、白い天守と濃い緑の木立が一度に見えます。山上駅で見た空の明るさが、街の真ん中にも続いていました。
- ぶらくり丁は江戸時代から続く全長約200メートルの商店街で、古い店と新しい店が混ざっています。名前の由来まで店先の風景から想像したくなりました。
- 和歌山県立近代美術館は和歌山城を間近に望む緑豊かな場所にあり、建物と城のコントラストが印象的です。展示前から外の光まで作品の一部に見えました。
- 和歌山駅へ戻ると、梅や柑橘を使った土産の明るい色が目に入りました。山の緑、寺の朱、城の白と拾ってきた色が、最後は味の色にも続きます。