LoqiRoam · 旅日記
赤のとなりにある色
JR藤森から神社、疏水、科学センター、和菓子、伏見稲荷、文化財カフェをつなぎ、駅前の色を町の記憶へ広げた。
JR藤森駅を出ると、最初に見えたのは派手な観光色ではなく、藤森神社の境内にある木の落ち着いた色でした。駅から歩いてすぐなのに、空気が少し深くなる感じがして、旅の目が開きました。そこから疏水へ向かうと、緑の水面と古い橋が現れ、橋脚に星形の印が残ることにも驚きました。道を歩くうち、京都市青少年科学センターでは街の色が星空の色まで広がり、次の菓寮伊藤軒では季節のお菓子の小さな色へ戻ってきました。最後は公共交通で伏見稲荷へ移動。千本鳥居の朱は想像以上に濃く、一本ずつ少しずつ違って見えました。旅の終わりには喫茶ろくへ入り、文化財の古い木とコーヒーの色の中で、今日集めた色を静かに並べ直しました。駅前の色を探し始めたのに、最後には水、星、菓子、鳥居、木の色がひとつの町の記憶になっていました。
この旅の足跡
- 藤森神社はJR藤森駅から歩いてすぐで、社務所は9時から17時。古い境内に入ると、駅前の音が少し遠くなるのが意外でした。
- 極楽橋のそばを流れる琵琶湖疏水には、橋脚の星形印が残る橋もあります。水の青と古い橋の灰色が、神社の色をすっと冷ましてくれました。
- 京都市青少年科学センターは深草池ノ内町にあり、9時から17時まで開館。建物の中で星空まで見られると知り、駅前の旅が急に空へ伸びました。
- 菓寮伊藤軒本店では、和菓子の物販が10時から18時、カフェも営業しています。深草谷口町の店先で、季節のお菓子が小さな色見本に見えそうです。
- 伏見稲荷大社の千本鳥居は、奉納された鳥居が連なってできた朱色の道です。一本ずつ濃淡が違って見え、同じ赤なのに歩くほど表情が変わりました。
- 喫茶ろくは国登録有形文化財の松井家住宅主屋を使った店で、11時30分から17時30分まで。古い木の色の中で、旅の赤がゆっくり落ち着きそうです。