LoqiRoam · 旅日記
太東、青から木の色へ
太東駅から海へ歩き、砂浜、サーフィン文化、釣ヶ崎海岸、古民家カフェ、暮らしの道をつないで色を集めた。
太東駅を出たときは、駅前の明るさを一色だけ覚えて帰るつもりでした。海へ向かう道を歩くと、空の青が少しずつ大きくなり、太東海水浴場では波の白、砂の淡い金色、椰子の緑、泳ぐイルカのモニュメントまで重なっていました。海は青一色ではない、と早くも予定が変わります。さらに海岸の北側へ目を向けると、穏やかな太東と、東京五輪の会場になった釣ヶ崎海岸の強い波の気配が近くに並んでいました。サーフィンのボードやウェットスーツの色を眺めた後は、古民家のyumenosono cafeへ。木の色と餅やおにぎりの素朴な色で目と足を休ませます。帰り道は住宅や小さな店の生活色を拾いながら駅へ戻りました。名所を急いで集めるより、海、道具、波、食事、暮らしの順に歩いたことで、最初の駅前まで少し深く見えました。
この旅の足跡
- 太東駅から海へ向かうと、静かな駅前の色に少しずつ空の青が足されていきます。徒歩約40分の海まで、道そのものが景色を切り替える長い助走みたいでした。
- 太東海水浴場は九十九里浜の南端で、椰子の木や泳ぐイルカのモニュメントがありました。海の青に南国らしい緑と人工物の色が混ざるのが意外です。
- 波が比較的穏やかな太東海岸には、初心者向けのサーフィンの気配があります。海を眺めるだけでなく、ボードやウェットスーツの色から町の文化が見えてきました。
- 太東海岸の北隣には東京五輪のサーフィン会場になった釣ヶ崎海岸があります。穏やかな太東と世界級の波の場所が歩いてつながる近さに、海の表情の幅を感じました。
- yumenosono cafeは古民家の空間で、焼いた餅やおにぎり、甘いものを出しています。海のまぶしさの後に木の色と食べものの色へ移ると、旅の速度までゆるみました。
- 太東駅へ戻る道では、観光地らしい海の色が住宅や小さな店の生活色にほどけていきます。最後に駅の明るさを見直すと、出発時より町が少し立体的に見えました。