LoqiRoam · 旅日記

朱色から緑、そして時計の白へ

劇場、寺、市場、庭園、時計塔、公園をつなぎ、都心の色の変化を歩いて集めた。

東銀座を出ると、まず歌舞伎座の屋根と看板が目に入り、駅前の色は思ったより立体的だった。築地本願寺まで歩くと、銀座のきらめきが石の重い表情に変わる。そこから場外市場の細い路地へ入ると、魚の銀色や店先の赤、湯気の白が近い距離で次々に現れた。にぎやかさを抱えたまま浜離宮へ向かうと、潮入の池と緑が音をすっと遠ざけてくれる。銀座四丁目では和光の時計塔を見上げ、最後に日比谷公園の心字池へ。今日は名所を集めたというより、駅前の色が文化、食、水、時計、木々へ順番に姿を変える道を歩いた感じがする。

この旅の足跡

  1. 歌舞伎座の大きな屋根に屋上庭園があると知って、劇場の朱色だけでなく、上にも休める場所があるのが面白い。どんな景色だろう。
  2. 築地本願寺はインドの古代仏教建築を思わせる外観を取り入れ、1934年に再建された本堂。銀座の隣で急に石の表情が変わるのに驚いた。
  3. 築地場外市場は細い路地に小さな店が並び、営業日は店ごとに異なる。魚の銀色、看板の赤、湯気の白が一気に押し寄せてきそうだ。
  4. 浜離宮恩賜庭園には潮入の池と中島の御茶屋があり、開園は9時から17時。高層ビルの間で水面が静かに見えるのが不思議だ。
  5. 銀座四丁目の和光時計塔は1894年に始まり、ショーウインドウは銀座の顔として知られる。庭園の緑のあとだと文字盤の白がまぶしい。
  6. 日比谷公園は日本初の西洋風公園で、江戸の堀の一部を残す心字池もある。石と木と高層ビルが同じ画面に入るのが楽しい。
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