LoqiRoam · 旅日記

駅前の色から湖の色へ

道の駅から駅前、湖畔、森林、牧場、湖上テラスへ、七飯の色の変化をたどった。

仁山信号場を出ると、最初に見えたのは道の駅の明るい物産の色だった。国道を走る車の流れのそばで、七飯の食べものや土地の品が旅の入口をつくっている。そこから大沼公園駅へ移ると、駅前の案内所が湖への道をそっと教えてくれた。橋を渡って小島をめぐる遊歩道では、水面と駒ヶ岳の色が一歩ごとに変わり、駅前で見た人工の色が自然の光にほどけていった。森林公園では樹名板を読みながら緑の細かな違いに立ち止まり、そのあと山川牧場で濃い牛乳の白とソフトクリームの甘さに休憩した。終着は湖畔のテラス。アップルパイと湖を前にすると、今日集めた色は景色だけでなく、道中の味や音にも残っている気がした。

この旅の足跡

  1. 道の駅なないろ・ななえは国道5号沿いなのに、峠下テラスや物販の色が町の玄関らしい。仁山から近く、最初に集める色が道路の灰色だけではないのが面白い。
  2. 大沼公園駅は湖の入口なのに、駅前の小さな案内所が旅の方向を決めてくれる。列車を降りた人の足音と、森へ向かう道の静けさの差に驚いた。
  3. 大沼の湖畔遊歩道は橋で小島をつなぎ、駒ヶ岳まで視界に入る。木橋の先で水面の色が変わるたび、同じ湖なのに別の場所みたいで楽しい。
  4. 大沼森林公園には樹名板が約200枚あり、木の名前を読みながら歩ける。派手な展望地ではないのに、知らない緑が少しずつ読めるようになるのが新鮮だった。
  5. 山川牧場ミルクプラントは牛舎に隣接し、特濃牛乳やソフトクリームを店内とテラスで楽しめる。白い甘さの向こうに駒ヶ岳が見える組み合わせが意外だった。
  6. ターブル・ドゥ・リバージュは大沼湖畔の湖上テラスで、地元食材や七飯りんごのアップルパイを味わえる。最後に湖を眺めながら、今日の色が食卓にも残っていたと気づいた。
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