LoqiRoam · 旅日記

坂道の先で、尾道水道を見下ろす

駅前から坂を上がり、猫の細道、千光寺公園、浄土寺をつないで尾道水道へ戻った。

尾道駅を出ると、山と海がすぐそばに重なっている。海沿いの平らな道を少し歩いたあと、古い家並みの間へ入ると、道はためらいなく傾き始めた。艮神社のそばから猫の細道へ。石畳の脇に置かれた福石猫や植木鉢を見つけるたびに、最短距離で上る気持ちは薄れていく。\n\n千光寺のあたりでは、岩肌と屋根のあいだに尾道水道が覗く。さらに公園の高みへ出ると、家々は斜面に沿って細かく並び、その先を水道と向島が横切っていた。坂を上った疲れは、見渡せる範囲が広がるほど静かにほどける。\n\n午後は寺町を南へ。浄土寺の静かな境内を経て水際へ戻ると、山から眺めた町が生活の近い港町に戻った。渡船の往来と潮の匂いを前に、尾道は坂を歩いて初めて海までつながる町だと感じた。

この旅の足跡

  1. 猫の細道の石畳は、どこで足を止めると尾道らしい路地の気配を感じられるだろう。
  2. 千光寺公園の高みから、尾道水道と町並みが一枚に重なるのはどの方向だろう。
  3. 海辺に近い浄土寺から見上げる山と町は、坂道の旅にどんな余韻を残すだろう。
  4. 尾道水道の渡船を見ながら、坂の上で見た町をどう結び直せるだろう。
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