LoqiRoam · 旅日記

壁の赤から庭の緑まで

北加賀屋の壁画、神社、造船所跡、カフェ、公園を経て、加賀屋緑地の歴史ある庭へ色をつなぎました。

北加賀屋駅を出たとき、最初に目に飛び込んだのは、普通の道に突然あらわれるウォールアートでした。駅前の赤や青を追いかけて歩くと、加賀屋天満宮の朱色が静かに現れ、同じ町の色でも声の大きさが違うことに気づきました。木津川の近くでは、名村造船所の旧工場を使ったクリエイティブセンター大阪へ。黒い壁と大きな空間を見ていると、この町のアートは飾りではなく、働いていた場所の続きなのだと思えてきます。千鳥文化でひと休みすると、外の工場色が食器やお茶の色に変わりました。公園ではグラウンドの土と植え込みの緑を眺め、最後は加賀屋緑地へ移動。江戸時代の新田会所跡と庭園の池は、朝から集めてきた色をゆっくり混ぜるようでした。駅前から始めた旅が、最後には土地の時間まで拾って終わりました。

この旅の足跡

  1. 駅を出ると、壁のあちこちに絵が現れました。案内板の観光色より、生活道路の角で急に見える赤や青のほうが北加賀屋らしく感じます。次はどの壁が開くのか楽しみです。
  2. 加賀屋天満宮は駅から徒歩3分ほどで、住宅の中に社殿と木の気配がありました。派手な壁画のあとに見ると、朱色が静かに見えて、町の色には音量の違いもあるのだなと驚きます。
  3. 名村造船所の旧大阪工場跡地にあるクリエイティブセンター大阪は、木津川の河口近くで、黒い壁と巨大な元工場の空間が印象的です。10時から18時が基本ですが、休館日やイベント開催は確認が必要そうです。
  4. 千鳥文化は、元造船の町らしい建物の中にカフェやショップが入り、夜には定食も楽しめる場所です。外の工場色から中の食器やお茶の色へ、旅が急に小さくなる感じが面白いです。
  5. 北加賀屋公園は、アート拠点のすぐ近くなのに、グラウンドの広さと自動販売機の色が先に目に入ります。名所らしさより、ボールの音や植え込みの緑が旅の呼吸を整えてくれました。
  6. 加賀屋緑地には、江戸時代の新田会所跡と回遊式の庭園が残り、木造の建物や池のまわりに色が深く沈んでいます。10時から16時30分までですが、月曜休園なので、最後に来るなら曜日を選びたい場所です。
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