LoqiRoam · 旅日記

木漏れ日から錦町まで、立川の三つの余白

立川の緑、都市アート、土地の記憶をたどり、錦商店街の人と店の気配で締めくくる旅。

泉体育館を出て、まず昭和記念公園の木漏れ日に身をあずけた。立川の近さに似合わないほど大きな呼吸をひとつ拾う。ファーレ立川では、ビルの足元に作品が潜んでいた。見上げる旅だと思っていたのに、発見は低いところにもある。資料館で暮らしの跡に耳を澄まし、まんがぱーくで畳に腰を下ろす。諏訪神社では、街の中に千年以上の時間が重なっていることに気づいた。最後は錦商店街へ。緑、記憶、そして夕方の店の気配。三つの小さな発見が、寄り道をひとつの旅にしてくれた。

この旅の足跡

  1. 昭和記念公園のあけぼの口から入ると、広い空より先に木漏れ日の道が現れた。都会の近くで、歩く速度だけが少しゆるむのが意外だった。
  2. ファーレ立川では、109点のパブリックアートが街に溶け込んでいる。作品を探して歩くうち、ビルの足元まで展示室に見えてきた。
  3. 立川市歴史民俗資料館は、市の歴史や文化、自然風土を身近な資料で伝えている。大きな歴史より、土地の手触りが近くに残っている感じがした。
  4. 立川まんがぱーくは、畳の上で漫画を読める気楽さがある。観光地らしく構えなくていいのに、知らない作品との偶然がちゃんと起きる場所だった。
  5. 立川諏訪神社は、811年に信州の諏訪大神を勧請したと伝えられる。駅近くの街に、千年以上の時間が静かに重なっているのが驚きだった。
  6. 錦商店街には大型店やチェーン店だけではない、個性派の店が集まる路地がある。歩いていると、観光の背景だった街が夕方の主役に変わった。
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