LoqiRoam · 旅日記

緑、海、灯りを拾った日

緑の公園から銭函の海、小樽の市場と線路跡、運河とガラスの灯りへ進んだ。

稲穂から出て、まず前田森林公園の長い緑に寄り道した。駅前の色を集めるつもりだったのに、最初に見つかったのは建物ではなく、空を映す水路と並木だった。そこから銭函へ向かうと、駅のホームのすぐそばに川と石狩湾があり、緑の次に青がすっと現れた。小樽では三角市場の赤い魚介と細い通路の声に迎えられ、旧手宮線で町の時間が静かに伸びた。最後は運河の石造倉庫とガス灯、堺町のガラスへ。昼の色を夕方の灯りが塗り替えていくのを見て、駅前から始めた小さな旅が、海と人の手の中まで続いていたことに気づいた。

この旅の足跡

  1. 前田森林公園は、まっすぐなカナールとポプラ並木が空の青を長く引き伸ばしていた。駅前の色集めが、まず緑から始まるのが意外で楽しい。
  2. 銭函駅のホームの一部は銭函川にかかり、すぐ先に石狩湾が見える。普通の駅の顔をしているのに、足元から海へ開ける感じがして驚いた。
  3. 小樽三角市場は駅から徒歩1分、細い通路の両側に店が並び、朝から海産物の色と呼び声が集まる。屋根が三角形なのも名前どおりで面白い。
  4. 旧国鉄手宮線は、北海道で最初期の鉄道の一部が散策路として残る場所。街なかに線路がすっと続き、今の足音と昔の輸送が重なって聞こえた。
  5. 小樽運河には石造倉庫と63基のガス灯が並び、夕方は灯りが水面に揺れる。潮の匂いまで道に残っていて、港町の茶色が急に金色になった。
  6. 堺町通りは運河から徒歩5分ほどで、明治から昭和の建物にガラス店や菓子店が重なる約900mの通り。透明な器に町の灯りが映るのを見てみたい。
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