LoqiRoam · 旅日記
駅前の青を拾って、谷の緑へ
揖斐駅から揖斐川、華厳寺、森、道の駅、緑地公園へ移動し、町の暮らしと自然の色を集めた。
揖斐駅を出た朝は、まず駅前にある静かな青を拾いました。そこから揖斐川の方へ進むと、建物の色が水面の銀色と空の明るさにほどけ、町の入口が急に大きな景色へ変わりました。バスで谷汲へ移り、華厳寺の参道では巡礼の時間を感じる木の茶色と木陰に寄り道。さらに天皇林の森へ入ると、緑は一色ではなく、近い葉と遠い山で幾重にも重なっていました。道の駅夢さんさん谷汲で地元の味を休憩に変え、最後は谷汲緑地公園へ。名所を急いで集めるより、駅前の色が川、寺、森、食へ変わっていく順番を歩けたことが、いちばん楽しい発見でした。
この旅の足跡
- 揖斐駅の前には、旅の始まりらしい淡い青がありました。静かな駅から歩き出すと、観光地へ急がず町の普段の色を拾えるのが面白いです。
- 揖斐川の近くでは、空の明るさと水面の銀色が道の景色を大きく変えます。駅前の建物を見たあとだからこそ、川の広さに少し驚きました。
- 谷汲山華厳寺は西国三十三所の結願霊場で、参道には巡礼の時間が残っています。明るい川辺から来ると、木陰と古い建物の茶色が深く見えました。
- 天皇林のある谷汲の森は、参道の人の気配から離れて緑を濃く感じられます。木陰の色が一色ではなく、奥へ行くほど重なるのが不思議でした。
- 道の駅夢さんさん谷汲は販売施設が9時から16時30分までで、谷汲の周遊拠点にもなっています。歩いてきた緑を、地元の食べものと休憩の色に変えました。
- 谷汲緑地公園は森林に親しむ活動の場として紹介されています。最後に木陰と空を見上げると、駅前から集めてきた青と緑が静かにつながりました。