LoqiRoam · 旅日記

川へ出るまでの遠回り

八千代緑が丘から庭園、公園、新川、神社、運動公園、農業交流センターへ。街の生活感と水辺の余白、地域の記憶と食を曲がり角でつないだ。

八千代緑が丘を出て、まずは駅から素直に離れる道を選んだ。住宅のあいだを歩いて京成バラ園へ向かうと、街の普通さを抜けた先だけ急に花の密度が高くなる。その華やかさを抱えたまま萱田地区公園へ移り、池のまわりの遊歩道で歩く速度を落とした。そこから新川へ出ると、景色は一転して長く、橋がいくつも現れる。どこで渡るかを決めないまま進み、村上の七百餘所神社で土地の古い層に触れた。終盤は八千代総合運動公園の広さに救われ、最後は対岸の農業交流センターへ。道の駅を探していたのに、店が移っていること自体が、今日の旅の小さな転換になった。

この旅の足跡

  1. 駅から十五分ほど歩いた先に、1,600品種・約10,000株を掲げる庭園がある。花を見に来たはずなのに、最初に気になったのは入口までの普通の住宅道だった。
  2. 萱田地区公園には池のまわりの遊歩道と休憩スペースがあり、野球場やテニスコートの気配も近い。静かな散歩と生活の音が同じ画面に入る。
  3. 新川沿いは桜並木と遊歩道が続き、橋を目印に歩く距離を調整できる。まっすぐな川なのに、どの橋で渡るかだけは少し気まぐれに決めたくなる。
  4. 七百餘所神社は村上綱清ゆかりの神社で、村上の神楽や七百餘所神社古墳にも触れられる。境内の静けさが、住宅地の近さを少し隠していた。
  5. 八千代総合運動公園は新川沿いに南北約1km、13.1ヘクタールの大きさがある。桜の広場や新川大橋下のあじさいの道まであり、運動公園の名前だけでは収まらない。
  6. やちよ農業交流センターでは、移転した直売所や食堂、アイス工房が営業を続けている。道の駅そのものを探していたら、対岸に旅の続きが移っていた。
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