LoqiRoam · 旅日記

駅前から、湖と海の色まで

近代建築、静かな庭、個性的なお守り、湖畔の彫刻、夕陽の海を公共交通でつないだ色探しの旅。

雀田を出て小野田線に乗ると、旅の入口は思ったより素朴でした。宇部新川では、渡辺翁記念会館の重厚な建物とヒストリア宇部の赤茶色の外観を続けて眺め、駅前の色には産業の記憶も混ざっていると感じました。そこからバスで宗隣寺へ移ると、街の音が薄れ、龍心庭の水と石の静かな色に気持ちが整います。次に琴崎八幡宮で、デニム地や部活向けまであるという多彩なお守りを知り、色探しが建物から小さな持ち物へ広がりました。ときわ公園では常盤湖、花、野外彫刻を一緒に眺め、集めた色を大きな景色の中で並べ直します。最後はきららビーチ焼野へ。日本の夕陽百選の海岸で、駅前の看板から始まった旅が、空と海の色にほどけて終わりました。

この旅の足跡

  1. 渡辺翁記念会館は1937年竣工で、村野藤吾設計の重要文化財です。駅から3分なのに、灰色の街角が急に重厚に見えて驚きました。
  2. ヒストリア宇部は旧宇部銀行館を再生活用した施設で、近代化歴史展示室もあります。赤茶の外観を見て、駅前の色は看板だけではないと気づきました。
  3. 宗隣寺の龍心庭は山口県最古とされる庭園で、池に石が二列に並びます。派手な名所を想像していたら、静かな灰青色の景色に心が落ち着きました。
  4. 琴崎八幡宮には971種類ものお守りがあると紹介されています。デニム地や部活向けまで並ぶらしく、駅前の色探しが急に細かくなりました。
  5. ときわ公園は常盤湖を中心に広がり、花と彫刻が見られる約100ヘクタールの公園です。湖畔の緑に、街で集めた色がほどけていく感じがします。
  6. きららビーチ焼野は日本の夕陽百選に認定された海岸です。海水浴場の季節外でも、最後に空と海の色を置く終着点として気になります。
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