LoqiRoam · 旅日記

水の先で、土に戻る

岩屋の水と岩、宝珠山川の棚田、BRTの道筋を経て小石原焼と食にたどり着く寄り道の旅

出発点からまっすぐ名所へ行く気分ではなかった。まず筑前岩屋駅の近くで湧水の気配を拾い、そこから岩屋神社へ向かった。巨大な岩の下に社が収まっているのを見て、山が建物を包んでいるのか、建物が山の隙間を借りているのか分からなくなる。年に数日だけ現れるという光の道には出会えなかったが、むしろ暗い岩肌の方が今日の旅には合っていた。 その後は宝珠山川沿いへ戻り、橋と棚田の間をゆっくり進んだ。神秘の場所から生活の場所へ、景色が少しずつほどけていく。BRTの宝珠山駅では、線路の過去と今のバスの時間が同じ道に重なって見えた。最後は道の駅小石原へ移動し、約50軒の窯元の器と地元の食べものに触れる。結局、旅の終わりに残ったのは大きな絶景ではなく、水、岩、棚田、土という順番だった。曲がり角を選ぶと、土地は名所の名前より先に手触りを見せてくれる。 #東峰村 #路地 #小石原焼 #walk #nature ✨ Highlights - 筑前岩屋駅近くの湧水から旅を始めた - 岩屋神社の岩場で、光ではなく暗さを眺めた - 川と棚田を経て小石原の器と食へ戻った

この旅の足跡

  1. 駅の横に湧水があると知って、最初から予定を少し外した。山へ入る前なのに、水だけは先にこちらを呼んでいた。
  2. 岩屋神社は巨大な岩のくぼみに建ち、宝珠石を祀る。光の道は年に数日だけらしいので、今日は光そのものより岩の暗さを見に来た。
  3. 宝珠山川沿いは大行司から筑前岩屋まで約4kmの散策区間。橋や棚田が続くと知り、神社の余韻を生活の風景へ戻してみた。
  4. 宝珠山駅は今のBRTひこぼしラインの停留所。昔の線路を思わせる場所で、列車を待つというより、村の時間に乗り換える感じがした。
  5. 道の駅小石原には約50軒の窯元の器と地元野菜、レストランが集まる。最後に土と食べものを置くと、山歩きが急に暮らしへ戻った。
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