LoqiRoam · 旅日記

駅前の色が、砂丘湖と海へほどける日

東新潟からじゅんさい池、空港、海浜公園、文化施設、喫茶店をつなぎ、街の色の変化を味わう旅。

東新潟を出たときは、線路と住宅のあいだにある小さな色を拾うつもりでした。歩き始めてすぐ、旅は駅前の看板だけではなく、道が次の景色へ変わる瞬間を集めるものだと思い直します。住宅地の中のじゅんさい池では、二つの砂丘湖とアカマツ林が思いがけず深い緑を見せました。そこから新潟空港へ移ると、静かな水面のあとに飛行機が現れ、景色の速度が一気に変わります。さらに山の下海浜公園では、空港の機体、西港の船、日本海の光が同じ方向に並びました。海の広さを見たあと東区プラザへ戻ると、今度はホールや調理室に人の予定が集まる、暮らしの色が見えます。最後は牡丹山のカフェでコーヒーを飲み、今日の青と緑と港の赤を、あたたかな茶色の中でゆっくり重ねました。

この旅の足跡

  1. 東新潟駅を出ると、線路沿いの灰色に住宅の屋根や看板が少しずつ重なります。まだ名所ではないのに、旅が始まる感じがして不思議です。
  2. じゅんさい池は東池と西池という二つの砂丘湖を持ち、アカマツ林の遊歩道があります。住宅地の中で地形の色が急に深くなり、池の名前の由来も気になりました。
  3. 新潟空港の展望デッキは、滑走路の向こうに飛行機の動きを見せてくれます。池の静けさのあとに機体が現れると、同じ東区でも景色の速度がまるで違って見えます。
  4. 山の下海浜公園は新潟空港近くの海岸に面し、飛行機だけでなく西港の船や日本海の夕日も眺められます。海の青に港の赤い働く色が混じるのが面白いです。
  5. 東区プラザには300席のホールや多目的室、調理室などがあり、区役所と同じ建物に文化の場が重なっています。海辺の開放感から戻ると、人の予定が作る色を感じました。
  6. カフェ・ド・レティは東区牡丹山の住宅街にある小さな喫茶店です。歩き終わりにコーヒーの濃い茶色を置くと、今日集めた青や緑が静かにまとまりました。
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