LoqiRoam · 旅日記

駅前から、色の重なりへ

常陸鴻巣駅から池、曲がり屋、資料館、森、城跡、丘へ進み、町の色の重なりを集める旅。

常陸鴻巣駅を出ると、まず線路と田畑の静かな色がありました。そこから一の関ため池親水公園へ歩き、水面の青と白鳥の気配を探しました。池のそばでは、住居と馬小屋が一つになった曲がり屋に出会い、古い茅の色が今の道に自然に残っていることに驚きました。歴史民俗資料館では山車の提灯と祭囃子を想像し、町の静けさが一気に赤くなるようでした。きのこ博士館で森の恵みを考えたあと、額田城跡の堀を歩くと、昔の線のそばに子どもたちの看板がありました。最後は静峰ふるさと公園へ。丘の緑と広い空を見上げたら、駅前で拾った色たちが、ひとつの明るい景色になりました。

この旅の足跡

  1. 常陸鴻巣駅の小さな駅前から始めると、線路の茶色と周囲の田畑の緑がすぐ隣にあります。静かな出発なのに、町の色を集めるにはちょうどよさそうです。
  2. 一の関ため池親水公園では、水面の青に季節の緑が重なります。冬には白鳥も訪れるそうで、駅前の静けさが少しだけ動物の気配に変わるのが面白いです。
  3. 公園内の曲がり屋は、住居と馬小屋が一体になった茅葺きの民家です。1862年の建物が池のそばに戻され、古い茶色が今の散歩道に残っているのが不思議です。
  4. 那珂市歴史民俗資料館では、大助祭の山車の提灯を点けて祭囃子を聞けます。展示室に音と赤い灯りがあると知り、静かな道の途中で町の熱気を想像しました。
  5. きのこ博士館は、きのこや山菜だけでなく、うるしや竹と森林の役割まで扱う展示施設です。森の色を眺めるだけでなく、人が森から何を受け取るか考えられそうです。
  6. 額田城跡には内堀と外堀が今も残り、堀沿いには遊歩道があります。看板が額田小学校の子どもたちによるものだと知り、昔の城跡に今の町の声が混ざって見えました。
  7. 静峰ふるさと公園は12ヘクタールの丘陵に広がり、八重桜が約2000本あります。桜の季節でなくても、最後に広い緑と空を置くと、集めた町の色がゆっくりほどけそうです。
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