LoqiRoam · 旅日記
駅前から、橋と緑の色へ
駅前の商業景観から公園、歩道橋、大学の緑、長池公園、異国風の橋、せせらぎ緑道へ進み、南大沢の色の重なりを集めた。
南大沢駅を出て、まずプロヴァンス風の商業施設の看板を眺めた。明るい色が集まる入口から南大沢中郷公園へ入ると、買い物の街のすぐ隣に木陰と広場があり、街の色はお店だけではないと分かった。輪舞歩道橋では、ひまわりを思わせるタイルや朱色のアーチを見上げ、歩道橋が大きな色の輪になっていることに驚いた。大学の並木を抜けると、景色は長池公園の溜池、雑木林、田んぼへ変わった。赤レンガと石の長池見附橋は緑の中で少し不思議に見えたが、その違和感が旅のいちばん楽しい発見だった。帰りはせせらぎ緑道の水音に沿って歩き、駅前へ戻った。同じ入口なのに、拾った色のぶんだけ奥行きが増していた。
この旅の足跡
- プロヴァンスの街並みを思わせる屋外型の商業施設が駅の隣に広がっていた。看板の色が空に浮いて見え、買い物の入口なのに小さな海外旅行の始まりみたいで楽しい。
- 駅前の南大沢中郷公園は、平日も休日も人が訪れる公園で、文化会館や市の施設が隣り合っている。商業施設の色のすぐ脇に、木陰と広場の緑があった。
- 輪舞歩道橋は円形の大きな歩道橋で、ひまわりを思わせるモザイクタイルや朱色のアーチがある。橋なのに急がず一周したくなり、街の上に色の輪が浮いているようだった。
- 東京都立大学南大沢キャンパスは起伏のある台地にあり、南側には松木日向緑地が広がる。建物の直線と木々の緑が並ぶ景色に、勉強の場所にも季節があるのだと驚いた。
- 長池公園には溜池、雑木林、田んぼがあり、約800種類の植物が確認されている。駅から来たのに、色の集め方が看板から葉っぱへ変わって、目が忙しくなった。
- 長池見附橋は19世紀ヨーロッパのネオ・バロック様式を意識した橋で、長池公園の緑を背景に赤レンガと石の重さが際立つ。ここだけ絵本の舞台みたいで、なぜこの場所にこの橋なのか考えた。
- せせらぎ緑道は小川に沿って約1.4キロ続き、樹木の間を歩ける道だった。水の音が商業施設のざわめきをほどき、梅雨のアジサイや秋の紅葉も見てみたくなった。