LoqiRoam · 旅日記

空を見て、棚を覗いて、余白に出る

気象神社、カルチャー色の濃い古着、公園と銭湯の余白をつないだ高円寺散歩。

高円寺駅を出たときは、いつもの商店街歩きになると思っていた。けれど最初に立ち寄った神社で、天気を祈るための下駄絵馬を見つけてから、空が少し近くなった。北口では約200店舗の純情商店街を歩き、帽子やレコードまで並ぶ古着店の棚に街の過去を感じる。南へ抜けると、パンクやアニメの匂いをまとった服が現れ、店が音楽の入口にもなることに驚いた。情報が濃くなりすぎたところで馬橋公園へ向かうと、六つの広場と青空広場という名前が待っていた。最後は小杉湯のある通りを通り、異国のヴィンテージを覗いて終着。今日集めたのは、空の合図、服に潜む音、街の余白の三つだった。

この旅の足跡

  1. 鳥居のそばに、日本で唯一の気象神社がある。下駄の形の絵馬まで天気を願う道具なのが面白く、空を見上げる理由が一つ増えた。
  2. 北口の純情商店街には約200店舗が並び、古着店では帽子からレコードまで扱う。買う予定のない棚ほど、街の雑多な記憶を見せてくれる。
  3. パンクやロック、アニメの気配まで混ざる古着店。服を探しているはずなのに、知らない音楽の入口を何着も見つけた気分になった。
  4. 馬橋公園は六つの広場で構成され、青空広場という名前もある。商店街の看板から離れると、同じ高円寺にこんな大きな余白が現れる。
  5. 小杉湯は高円寺駅から約316メートル、深夜まで営業する銭湯。入浴できない時間でも、商店街の中に湯の気配が残るのがいい。
  6. ヨーロッパやアメリカから集めたヴィンテージと輸入服が並ぶ店。最後にもう一度棚を覗くと、旅の三つ目の発見が服の質感として残った。
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