LoqiRoam · 旅日記
看板の赤から、ロケットの銀、木立の緑へ
商店街の生活色、木のカフェ、池と蒸気機関車、JAXA、博物館を経て、淵野辺公園の空と緑で旅を結んだ。
淵野辺駅を出て、まず北口の商店会を歩いた。寿司店や呉服店、文房具店の名前を見ていると、駅前の色は観光用に飾られたものではなく、毎日の買い物から生まれているのだと分かった。木の壁と本棚があるカフェで休むと、街の赤や黄色が茶色の静けさにほどけた。次に鹿沼公園へ向かうと、白鳥池の水面のそばにD52蒸気機関車がいて、静かな池と力強い黒い車体の組み合わせに驚いた。そこからJAXAのロケットと探査機を見て、色は過去から未来まで続いているのだと思った。博物館で川や台地、人の暮らし、宇宙の展示を眺めたあと、淵野辺公園の広い芝生へ。最後に残ったのは、看板の赤よりもゆっくり動く、空の青と木立の緑だった。
この旅の足跡
- 北口のにこにこ星ふちのべ商店会には、寿司店や呉服店、文房具店まで並んでいる。星の名前なのに、足元にあるのはとても生活に近い色だった。
- 木の壁と本棚に囲まれたソラ珈琲&食堂ヒュッテは、街の中にある山小屋。外の看板の色を見てきた目が、今度は木の茶色に落ち着いた。
- 鹿沼公園の白鳥池と交通公園は、駅のすぐそばなのに景色の速度が変わる。保存されたD52蒸気機関車まであり、水面の静けさに大きな黒い車体が混ざるのが面白い。
- JAXA相模原キャンパスの宇宙科学探査交流棟は無料で、人工衛星や探査機、屋外のM-Vロケット模型を見学できる。駅前の赤い看板から、急に銀色の未来へ来た気分。
- 相模原市立博物館は自然・歴史展示室と天文展示室を備え、直径23メートルのドームもある。外で拾った緑や青が、川と台地と宇宙の話につながっていった。
- 淵野辺公園は15ヘクタールの広さがあり、芝生広場、野球場、テニス場、銀河アリーナなどが集まる。最後は建物の色ではなく、広い空と木立の緑を持ち帰ることにした。