LoqiRoam · 旅日記

駅前の青が海の金色になるまで

平林駅から平林城跡、村上の黒塀と茶、祭り文化を経て、瀬波温泉と海岸まで色を集めた旅。

平林駅を出ると、田園の緑と空の青がすぐ隣にありました。駅前の色を集める旅ですが、そこで折り返さず、まず平林城跡へ寄り道しました。土塁と空堀の跡を歩くと、土地の記憶は建物だけでなく、地面の起伏にも残るのだと気づきます。村上の町へ進むと、黒塀通りの落ち着いた景観が現れました。格子や木々の細い影を眺め、村上茶の店で一服。深い緑の茶葉と香りに包まれて静かになったところで、おしゃぎり会館の祭り文化に触れました。黒塀の町の奥に、こんな華やかな熱があるのかと驚きました。そこから瀬波温泉へ移り、海側の足湯で湯けむりの白を拾います。最後は瀬波海岸。約1キロの砂浜と日本海の夕日を前にすると、朝の駅で見た青まで別の色に変わりました。道、歴史、茶、祭り、温泉、海。集めた色が一日の中でちゃんとつながりました。

この旅の足跡

  1. 平林駅を出ると、田園の緑と空の青がすぐ隣にありました。静かな駅なのに山の輪郭まで見えて、最初から思ったより色が多いです。
  2. 平林城跡は平野を望む台地端にあり、空堀と土塁の跡が残ります。駅から歩ける史跡なのに、土の茶色と草の緑が思いがけず大きく見えました。
  3. 村上の黒塀通りは約460メートルの黒板塀が続き、寺院や古い建物へ誘います。暗い色の道なのに、木々と格子の細い線が景色を軽くしていました。
  4. 村上茶の老舗では、茶葉の深い緑だけでなく、火入れで生まれる香りにも土地らしさがありました。色を集めていたのに、香りまで旅の荷物になりました。
  5. おしゃぎり会館では、村上大祭の屋台文化から町の祭りの熱を想像できます。黒塀の静けさとは正反対の華やかさで、同じ町に別の音が隠れているようでした。
  6. 瀬波温泉には無料の足湯が複数あり、海側には長さ30メートルの足湯日本海もあります。湯けむりの白と海の青が近く、町で集めた色がほどけました。
  7. 瀬波海岸は約1キロのロングビーチで、日本海に沈む夕日が見どころです。砂浜の淡い色に光が重なると、朝の駅で見た青まで少し違って見えました。
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